2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

瞑想にはまっている

この頃瞑想にはまっています。深く息を吸ってはいて蓮華座(結跏趺坐)の状態から身体が中に引っ張られるような感覚で10分間から20分間呼吸に意識を重きを置いて只管打坐というただ坐る状態を維持します。ときどき、村治佳織さんのクラシックギターミュージ…

しばらく、小説を書くことをやめます。

支離滅裂なお話なのでブログを書くとき精神状態があまり、よくないので小説を書くことを一時やめることにしました。読者にはもうしわけないですが、エッセイを書くことでぼく自身のありのままの姿をあらわせばいいとおもいます。 そのほうが、ぼくの精神状態…

『時代の流れ』その5

ぼくはデイケアに週4回通うことになった。チグリス村のデイケアはウォーキングをしたり、カラオケをしたりして時間をすごした。楡病院と同じ系列の柳クリニックのデイケアだった。柳クリニックには自転車で行くことになっている。血液検査をしたら血中コレス…

『時代の流れ』その3

ぼくはカフカの生涯に近づくことにした。池内紀先生が書き著した『カフカの生涯』を良く読むことにした。これではK先生の後追いになってしまうのではないか?と思いながらも。ぼくは定期的にライブ・ハウスに足を運んだ。そこではボブ・ディランの曲が流れて…

『時代の流れ』その4

カフカの考え方はK先生とよく似ていた。K先生は勤勉で真面目な医学博士だった。精神科医でありながらトーマス・マンやカフカ、ガルシア=マルケスを愛していた。K先生には父親がいなかった。49歳の前にして亡くなってしまったのだった。K先生の趣味はアコー…

『時代の流れ』その2

ぼくはK先生を見習ってフランツ・カフカの『審判』を読むことにした。漫画を描くことにしたのだ。カフカの漫画を。K先生のあとを追うことによって不安を消し去りたかった。どこまでも続く不安を消し去るためには「昇華」することしかない。哀しみと悲しみは…

『時代の流れ』その1

小説を書きたいぼくはK先生のもとを訪れた。K先生はカフカやガルシア=マルケスの研究で有名だった。マジック・リアリズムの白い巨塔のなかにK先生は住んでいた。ナガタさんという助手がK先生のことを助けていた。精神医学と深層心理学も学んでいたK先生は「…