2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『臨床哲学小説 アクネトードと私たち』

私は保育園で体操を教えていた。昼間は教師。夜は作家の二重生活で生計を立てていた。小説を書くことほど難しいことはなかった。また、保育園の園児たちも身体を動かすことが苦手な子が多かったので教えることは困難を極めた。私にはKという先生がいた。K先…

『臨床哲学エッセー 思いついたことなど』

ぼくは四ツ谷にある大学に行きたい。そのために受験勉強をしている。英語がにがてなのでかなり困っている。ある日、東京の武蔵境に従弟の高校入試の勉強を教えるために遊びがてら行って来た。母は駅前でプリンとケンタッキーを買った。そのプリンとケンタッ…