2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『手記 自然学を求めて』その8

私は四ツ谷にある上智大学と京都にある同志社大学の神学部を受験することにした。統合失調症でじゅけんすることは無謀ともいえるが、私はなにがなんでもやりたかったのだ。神学部に入ったらカールバルトの『教会教義学』を研究していきたい。筑波大学でスポ…

『手記 自然学を求めて』その7

おばあちゃんは私立探偵になることにした。Mという依頼人がやってきて失踪した作家を探してほしいと頼み込んできた。おばあちゃんは老人ホームを抜け出すことができないので、最低限の知識をつかって捜索のための推理をはじめた。理論物理学の天才はアリスト…

『手記 自然学を求めて』その6

私は黒死館と言う館にひきこもるときがある。そこで小説を書くのだ。詩も書いたりする。詩はZARDの坂井泉水さんをお手本にしている。黒死館にはときどき、哲学者が現れる。アリストテレスやカント、小説家では小栗虫太郎先生だ。黒死館ではいろいろな人形が…

『手記 自然学を求めて』その5

私は統合失調症を抱えていた。思考の乱れがあるので一貫性を伴った行動ができない。陸上競技でもやり続けることができなかった。そのために理論物理学の勉強をはじめようと思った。K先生や正孝先生にささえられながら。ファインマン物理学や量子力学の教科書…

『手記 自然学を求めて』その4

私は理論物理学に関する詩を書くことにした。お金を払って詩を投稿する団体を見つけたからだ。正孝先生からは「お前は学問に向いていない」とかつていわれたことがある。こつこつ努力することが苦手なのだ。『ファインマン物理学のⅤ量子力学』を原稿用紙の裏…

『手記 自然学を求めて』その3

私は英語の勉強のためにボイスレコーダーを使用する。現在はHow To Solve It和訳は『いかにして問題をとくか』をボイスレコーダーに吹き込んで学んでいる。認知症のおばあちゃんに差し入れしたら一週間で読んでしまったので驚きだ。Kさんはギターがすきでい…

『手記 自然学を追い求めて』その2

量子テレポーテーションがおばあちゃんの研究分野だった。おばあちゃんは斉藤和義とアンジェラアキそしてMayJ.を愛していた。研究の途中でよくiPodから聴いていた。 私はつまらない小説を書くことを得意としていた。誰に読まれることを想定していない手紙の…