『臨床哲学エッセイ 今日は眠剤をODしなくなってきた』
今日はメンクリにいってきました。時間がまたされました。『存在と時間』マルティン・ハイデガー著高田珠樹訳を待ち時間に読んでいました。この本には想い出があります。京都の大学時代恩師はこの哲学書を5回も読んだのですが、理解することができなかった……とぼくに語り掛けたことがあります。医学の分野ではビンスヴァンガーという精神科医がハイデガーの「現存在分析」を使用して患者を<人間として診る>態度を確立しました。
ぼくは実家暮らしなのですが、原書があるので少しずつ高田珠樹訳を参照しながら、読み進めていこうと思います。作品社から出ているのですが、作品社ではユニークな会社です。思想界に激震を与えた長谷川宏先生の『精神現象学』の翻訳を刊行したり、続々と思想書の邦訳を出版しています。
スポーツ運動学の発展のために勉強していこうとおもいます。。。