『臨床哲学エッセー』 フッサール現象学と体操競技

 私はフッサール倫理学を勉強して「人と人との間柄」について考察していきたい。カフカハイデガーなどの実存主義の哲学を学んでスポーツに活かしていきたいと思っている。体操競技現象学的に分析してエッセーとしてまとめていきたいと考えている。私は中学・高校と陸上競技をやってきたが、体操競技が好きなのである。フッサール倫理学フッサール現象学から生まれた学問でまだ<世間>に認められているとは言い難い。叔父は大学で体操競技を続けてきた。
 私は京都に戻ったら京都大学の体操部で体操競技をやりたいと考えている。まだまだずぶずぶの素人で倒立を1分間おこなうことも危ういが、人間関係を学ぶためにも体操競技をやっていきたい。そこでの思索は<生き生きとした時間>になるだろうと思われる。ここまで体操競技にこだわるのは運動学者のであられる金子明友氏の存在とその著作によるところが大きい。金子明友氏はフッサール現象学ゲーテの形態学の知見により<できる-
できない>の<あいだ>を探求して著作活動に入られた。理論と実践のなかだちをしていったのである。
 フッサールの著作である『イデーン』はいかにして先入見をとりはらって本質を見つめるかがフッサールの細やかな筆致で書かれている。