<私>とバイオリン その①

私はバイオリンを弾いている。バイオリンの美しさは「音楽の神」が宿ることだろう。いずれはバイオリンあるいはピアノ用に作曲をしていきたいと考えている。それから、私は指揮の訓練をすることによってオーケストラを指揮していきたい。

 そのオーケストラは音楽療法の効果を<ひきだす>ようにしていきたい。そのためには自己と向き合い、仲間と仲良くしていかなければ難しいとおもわれる。文章を書くことも作曲をすることも、ひとつの荘厳なシンフォニィにささえられているのだ。私はひとつの鈴木鎮一メソードにそってバイオリンを弾いているが、もうひとつの斎藤秀雄メソードもあるので上手く組み合わせていきたい。

 ひとつの楽譜にはい1音、1音、作曲者の意志や感情がこめられている。音楽を聴くことによってそのことはわかってくる。音楽療法を行うとしたら椅子やカウチのベッドにクライアント配置させ、そのまわりにオーケストラや室内管弦楽団をならべるかたちになると思われる。