『存在と時間』ハイデガーと『時間と物語』ポール・リクール

 私は『存在と時間』の原書であるSein und Zeitをノートブックにかきうつし、ポール・リクールの『時間と物語』を精読することによって<物語りのなかの時間>について考察をすすめていきたい。このことは今後の創作活動にもつながるとおもわれる。ファンタジーというカテゴリーのなかの口承伝承の文学には独得の浸透性が存在する。ツマンネー解釈本は必要ない。けれどもガイドブックくらいは必要だ。はてしない道のりになりそうだがやってみる価値はあるだろう。