体操論①

私は体操競技をやっていきたいと考えています。「美しさ」を求めて<きめ>や<冴え>をしっかり意識して体操競技をやっていきたいです。このことは量子力学を考察する「イメージ」を高めていくことにつながると考えています。叔父が大学・大学院時代に体操競技をやっていたことも大きな影響があるでしょう。
沼津市内で体操競技をやる「場所」を探しています。基本的なトレーニングは祖父の建設した実家で行っていこうと思います。
日本の体操競技には伝統がありそれは、建具職人の世界と限りなく近いです。22歳で体操競技をやると40歳に花が開くことになります。
このことは世阿弥の『風姿花伝』や『花鏡』に近いように考えています。私は<美しいもの>が大好きです。世阿弥の世界を体操競技の世界で表現していきたいと思います。
特に倒立を「美しく」まとめることに気をつけたいと考えています。なぜならば、すべての体操競技の種目の局面で倒立がくみこまれているためです。日本人の体操選手のなかでも加藤澤男先生の倒立はずばぬけて「美しい」です。
クラシック・バレエの「美しさ」と体操競技の「美しさ」は別の話になるのですが、「演技」という観点から言うと同じものがあると思われます。
基礎体力を養うために壁倒立をやったり、1日腕立て、腹筋、背筋を100回づつやっていこうと思います。基礎体力をつけることで、「丁寧な」体操をおこなうことができると思われます。物理学を身体で感じ、「美しさ」を身体で考えたいのです。
静岡の社会人クラブかあるいは叔父の恩師のもとで体操競技の練習をこつこつと「着実に」おこなっていきたいです。